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禮示日記

2019年5月12日(日)
あと10日もすると、ドイツから私のオイリュトミーの師であるベネディクト・ツヴァイフェル先生が来日する。ワークショップのためだけに来日するのは、今回が初である。前回の来日もオイリュトメウム・シュツットガルトの初来日公演の時だったので、約40年振りである。
ベネディクトはスイスの音楽大学を修了した音楽の専門家であり、音大の後にエルゼ・クリンク女史の元でオイリュトミーを学びオイリュトミストになった経歴をもつ。60年代後半からシュツットガルトの舞台グループの中心メンバーであり、オイリュトメウム・シュツットガルトで講師を務めてきた。エルゼ・クリンク女史が引退するとミヒャエル・・レーバー氏と連名で同学校の代表となり、また舞台グループの芸術監督に就任した。
音楽の専門家ということもあり、ベネディクトの音楽オイリュトミーのワークはオイリュトミーの世界の中でもとても定評がある。今回の来日でも音楽オイリュトミーが講座のテーマであり、今からその内容が楽しみである。
私は学生時代、ベネディクトから音楽オイリュトミーと言葉のオイリュトミーの両方の授業を受けることができた。言葉のオイリュトミーの授業を行なうのは珍しかったので、とても幸運だったと思う。特にドイツ語のダイナミックなラウティアルング(母音や子音を動くこと)には、とても影響を受けた。音楽のオイリュトミーにおいては、やはり和音の動きに多大な影響を受けた。長調・短調・属七の和音の転回形の動きは、ベネディクトならではのものがある。この部分は天使館が教える音楽オイリュトミーの中で、最もベネディクトの影響が濃い部分と言ってもよいであろう。
ベネディクトとの最初の出会いもよく覚えている。1980年のパリであった。この時私は7歳。父はオイリュトメウムの学生であったが、父のクラス旅行に私たち家族全員の同行が許されたのだった。4~5日のパリの滞在だったが、ベネディクトは引率の先生として一緒に旅行に来ていた。子供と一緒にクラス旅行に来ていたのは、私たちの家族だけであったが、子供だった自分はよくベネディクトがかぶっていた帽子を奪って逃げて遊んでいた。しばらくしてそれを返しに行くと、彼は満面な笑顔で「ダンケ!(ありがとう)」と言った。パリ滞在中、何度もそんなお遊びをしていたので、私たち子供兄弟の間で「オンケル・ダンケ(ダンケおじさん)」というニックネームを付けた。
約40年後に、日本各地でオンケル・ダンケの通訳を行なうことになるとは、なんとも不思議な縁である・・・・。
余談であるが、このパリ滞在中、ルーブル美術館の前の広場で、父親が胸ポケットに入れていた財布とパスポートを盗られるという事件が起きた。父親はすぐに気づき、犯人を追っかけ、取り押さえて取り返したというアクシデントもあった。


2018年9月5日(水)
以前、ギターのChar氏と野村義男氏が出演していた音楽番組で野村氏が「ジミヘンの義母は日本人」と呟いていた。その言葉は番組の進行の中でもあまり注目されず、すぐに話題も次に移った。
ジミヘンと言えば、ギターの神様ジミ・ヘンドリックス(1942~1970)を指すことは説明もいらないであろう。
もしかしたらファンの間では周知の事実なのかもしれないが、ひょっとしてと思い、調べてみた。
するとジミ・ヘンドリックスの義母は本当に日本人であったことが判明。
父親がジミの成人した後に再婚した相手だという。しかもジミは義母ととても仲がよかったらしく、帰郷して義母の作る日本料理を食べるのを楽しみにしていたという。好物は「照り焼きチキン」だった。
実は実現しなかったが、1970年(ジミが亡くなった年)、ジミの日本公演の企画が上がったことがある。ジミは義母に日本に行くことが楽しみだと話し、日本についていろいろ聞いたらしい。
そういえば、何年か前に、ジミのライブでステージに日本の鯉のぼりを立てている映像を見たことがある。鯉のぼりを背に、あのジミ・ヘンドリックスがガンガン、ギターをかき鳴らしているのである。当時は「珍しい映像だなぁ」と思って見ていたが、これで納得がいきました。
ジミは本当に日本が好きだったのであり、直接的な血のつながりはないにせよ、日本と縁のあったギタリストだったということですね・・・・。
もし1970年にジミ・ヘンドリックスの来日公演が実現していたとすれば、その後の日本におけるロックの歴史はどうなっていたでしょうか・・・・?

2018年9月2日(日)
本当に久しぶりの日記更新です。
先月はD倉庫での「土方巽・病める舞姫を踊る ~土方巽幻風景~」がありました。
土方巽の著書「病める舞姫」を初めて読んだのはドイツ留学中のことなので、今から25年ぐらい前のことです。当時、同じアパートメントに住んでいた1年上の日本人留学生の先輩から借りました。
「何を書いているのか、さっぱり分からない本だよ」
と言われて差し出された本でしたが、確かに、全く理解不能の本でした。頑張って10ページぐらいは読んだと思いますが、途中でギブアップ、早々に本をお返ししたのでした。
あれから年月が経ち、この本をテーマにした公演に出演させていただくことになったので、改めて本を買い直し読んでみました。
「フムフム、なるほど」
というようにアラスジを追って読み進めることは出来ない著書であることは、手にしたことのある人であればお分かりいただけると思う。
この公演に向けての稽古では、演出の笠井叡が本の中からの文章を発声しながら、それに合わせて即興をしたり、振付を行ないながら進められた。すると不思議な事に、腰を落ち着かせて黙々と読んでいる時とは違い、本の中の土方巽の言葉に合わせて身体を動かしていると、意味性を超えた、動くための力が流れてくるように感じました。なんだか言葉を通して言葉の意味性をぶち壊し、それを身体で消化するような感じでした。
「病める舞姫」はストーリーのある小説を読むようにではなく、言葉を身体の動きとダイレクトに結びつけ、意味性を超越した身体言語にまでアウフヘーベンすることによって開示される、土方巽からのエネルギーであると、私は感じました。
ところで今回の公演の後半にカラスが登場しました。
実はあのカラスの入手は、私が任されたのですが、入手先の某現場に行ってみる十数羽のカラスがいました。羽を閉じているカラスや、開いているカラス、口ばしを開けているカラスや、閉じているカラス・・・・。色んな形のカラスがいました。
カラスは今回の公演ではとても大事な役回りでしたので、どのカラスを選ぶか、相当に悩みました。そして悩みに悩んだ末に選び出したのは、羽も口ばしも閉じて鎮座しているカラスでした。しかし時間を掛けて選び出した一羽でしたが、いざ支払いをしようとした時に突然気が変わって、羽を広げて口ばしを大きく開いたカラスに変更したのです。
支払いを済まし、一人、車で運んでいる最中、とてつもない後悔の念に襲われました。カラスと言えば、銅像の上に羽を閉じて鎮座し、ジィーとこちらを見ている、エドガー・アラン・ポーの「大鴉」のイメージがあったので、最初は私も羽を閉じたカラスを求めるつもりでいたのです。やはり大半のイメージもそうだろう思い、運転中の車内で何度も一人で
「あ~っ、失敗した!最初に選んだヤツにしておけばよかった!!」
と声を荒げていました。
公演を観る観客はどのようなカラスが出てきても、その公演でしかカラスを観ないので、他にどんなカラスがいたかなどは気にならないでしょうが、公演を準備している側の共演者や演出家は、様々な可能性の中から選ばれたカラスがどんなものかは、とても気になるでしょうから、果たして彼らが納得してくれるかは、本当に不安でした。
「なんで羽を閉じているカラスにしなかったんだよ!」
と言われたら、終わりですから・・・・。
それなら最初から演出をしている笠井叡が選べば良いのですが、まあカラス選びを私に任せたのも演出家ですし、もうこれで納得してもらうしかないということで、稽古場までカラスを運びました・・・・。
あのカラスが公演本番中にどのように見えたかは、公演を観に来てくださった観客の一人一人の目と心に委ねるとして、稽古期間中、そして今でもあのカラスは、私の父親が夜、ワインを楽しむ時にダイニングルームに椅子が与えられ、静かな酒席を付き合ってくれているようです。

*本文とは関係ありませんが、ここ最近撮った写真をいくつかアップします。今回はカラー。
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2018年4月28日(土)

銀塩写真を撮って、自家現像しています。
写真日記です・・・・・・。

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2018年4月15日(日)

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2018年1月8日(月)


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2017年12月11日(月)

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仙台のホテルの非常階段にて。
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2017年12月2日(土)

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2017年11月27日(月)

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2017年11月25日(土)

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